現在オープンガーデンは休園しています。

雑草とりというよりも、昨年咲いた草花の種がたくさんこぼれ種となって蒔かれたり、自分で蒔いたものが成長してジャングルのようになっていた。3月に植えたバラ苗はこのジャングルに埋まり、太陽の光は届かず、風は通らず半死半生の状態でした。ひたすら草の混んでいるところを妻と二人で引き抜く作業をくりかえして4日間、4ヶ所に積んだ草の量が軽トラの荷台に4杯分くらいになった。
デッキチェアーに座って、つかの間の息を抜く。目をつぶると今まで無意識に聞いていた小鳥のさえずりが、まるで降るように鮮明に聞えてきた。一つの情報源を絶つと、そのほかのセンサーの感度がより一層鋭くなったように感じられるのだ。目いっぱい働いた充実感とあわせて、疲れていても爽快な幸せを感じる。運動量が減じていた身体にはこれまで以上の負荷をに感じるものだ。人間は働くようにできている。働かなければ身体は衰える。今年の四月五月はいつもとは違う月日を過ごしたが、意味のない日々ではなかったと思う。