風もなく、暖かという予報でハイキングに出かけました。車を置いたところですでにゴーゴーとすごい風の音。はじめ自衛隊のヘリコプターかと思ったほどです。吾妻地域は訓練空域になっているらしくいろいろな種類のヘリが飛ぶのです。ここまで来るのに道路は凍ってツルツル。上り坂だというのにハンドルを取られる始末です。こんな山の中でも少し先に大平牧場という大規模な養豚場があるので飼料を運ぶトラックが頻繁に通ります。
昨年暮れに来たときと同じところから歩き始めました。稜線までは10分しかかかりません。途中で小さなピークを下る尾根を2回も間違えてしまいました。行って見ないと判らないということもあります。用心深く周囲の様子を判断して、やはり違うなというわけです。3回目に下ったところはとても広々としたところで中央に石仏がありました。太い木に切目峠という表示がありました。

あたりは二重山稜になっていて特徴的です。帰りはここから下山してみようと思いながら先へ進みます。天気予報と裏腹に北からの猛烈な風で風上の右手が痛くなってきました。暖かいと思って作業手袋をしてきたのです。それでも風下の南斜面を歩くとぽかぽかしてきます。ほんの1mで春と冬が変わります。振り返ると大平牧場は2kmくらいに渡ってとても大きく見えました。。
石尊山につきました。こんなのがありました。つい最近です。同好の人はいるものです。
少し下にオノオレカンバの木がありました。名前のようにものすごく。硬い木です。尾根の上に多いようです。
寒いので今日はここまでで帰ります。