今日の朝の散歩を上信自動車道の工事現場巡りをしました。ここから徒歩1時間で歩ける範囲を巡ろうというわけです。上信自動車道は渋川を起点に長野の東御市まで吾妻川沿いに計画されている無料の自動車道です。八ッ場ダムの周辺は一部完成しているところがあります。いま工事している区間はこの八ッ場ダムと渋川を結ぶ区間です。この区間で現在着工中の区間は7区間ですが、このうちの渋川寄りの4区間が今年度末までに開通する予定になっています。これは渋川から箱島ICまでに相当します。おやおやそんなに早くと思ってしまいますが、次の開通予定は令和3年末、八ッ場から来る道路につながるところが延伸され、厚田IC(郷原駅の対岸)までです。残りの2区間は令和6年、令和7年に順次開通予定となっています。これで、渋川-長野原間は上信自動車道でつながることになります。まだ7年先ですけれど。
長野原から西は今年ようやく浅間の有料道路に接続するところまでの1区間が整備区間指定されました。着工までは大分時間が掛かるでしょう。その先はまだルートも決まっていません。しかし、当初東御となっていた長野県側の起点が変更され上田市寄りになるのかも知れません。これらは原町にある工事事務所に行って聞いてきたことです。このためブログを改訂しました。

けさ歩いた区間は図のAからFまでです。岩櫃山麓の古谷から一周でちょうど1時間でした。

A、B地点の道路は地表より低い地点を通るようです。掘割構造というそうです。ここは小さな谷をまたぐ橋になるところです。
A地点の完成予想図です。B地点、まずどこでも橋や立体交差する道路部分を先に作るようです。まだ道路部分は掘り下げられていません。このような小規模の道路が立体交差するときの工法はボックスカルパート(道の下をくぐる四角い構造物という意味)というコンクリの構造物を作って交差させるのだそうです。大きくなると跨道橋、橋となるのだそうです。
C地点には道路脇に古墳があります。
D地点の温川を渡る橋梁工事、ちょうどこれから橋を渡すところのようです。
D地点の完成予想図
橋の工事説明図
E地点から岩櫃山と実りの稲田、稲田の向こうのリンゴ畑の裏を道路が通る。
E地点のアンダーパス
小川を跨ぐのも大工事F地点から見た小川を跨ぐ工作物 帰り道に夏の間葉が白くなったマタタビの実を探したらありました。先が尖った実はネコを酩酊状態にしてしまうふしぎな植物。
わが家に帰り実を割ってみると種がいっぱい。
一緒にツルを絡ませていたシオデの実、熟すと実は黒くなる。
台風一過の晴天の一日だった。晴れた日は気持ちも晴れ晴れ!