ヤマユリが咲きました。しかしここにヤマユリを植えた記憶がないのです。カサブランカは植えたかも知れません。でもこれはどう見ても花はヤマユリです。赤いスポットがたくさんありますし、花弁の中央は黄色の帯、ただ、茎はヤマユリより頑丈そうです。丈も余り高くありません。葉も心なしか幅広のような感じもします。カサブランカはヤマユリを元にして作られたオリエンタルハイブリッドという仲間の園芸品種です。何かの加減でカサブランカになり損なった??球根が混じってしまった。これが私の結論。
わが家でこれまで咲いてきたヤマユリです。スポットは上の倍くらいはありそうです。丈は2メート以上あります。昨年は20くらい花が付いたのですが、今年は疲れたのでしょう半分にもなりません。上のユリと比べると全体に華奢な感じがします。
オミナエシ、ここいらの山野には以前は自然に生えていたでしょう。いまは人の生活圏外の山に行かないと出会えません。すっくと伸びた茎に鮮やかな黄色の花が美しい。秋の七草のうちわが家ではナデシコに次いで早く咲きます。
高山で出会うカラマツソウは純白で線香花火のようです。下の写真のカラマツソ・ウデラバイは明瞭な花弁と黄色のオシベとの組み合わせが愛らしい。地下茎で増えているようなのですが、あまり繁殖力は旺盛ではないようです。以前見えたプロの植物写真家だという方がここでデラバイに遇えるとは思わなかった珍しい。とおっしゃっていました。