机ができあがりました。私の工房は青空工房なので雨が降ると作業ができないのです。梅雨の雨をかいくぐってできあがったのです。作業中雲行きが怪しくなってくると、材料や工具を濡らすわけに行かないので気を使います。雨が降り出してから片付けても間に合わないので、使わなくなった工具はすぐ物置にしまいます。雨が降ってきて片付けなければならないものを最小限にして置きます。梅雨が明けたきょうは塗装です。塗装したものが直射日光に当たるのはよくないので、まず日除けテントを張ります。今の時期蚊が多く、火をいぶらせて蚊遣りの元で作業していましたが塗装のときは灰が飛んできては不都合なのでそれもできません。
机の天板は杉なので塗料を木に吸い込ませて使う”木固めエース”というのを使います。たっぷり吸い込ませたあと、シンナーで余分な塗料を拭き取ります。しばらく置いておくと、しっとりと濡れた木肌色で表面はつるつるになりました。
脚部はヒノキです。こちらの塗装はワシンのオイルフィニッシュのクリアーです。午前中に作業を終えましたが、仕事が増えてしまいました。節を埋めたエポキシのパテが作業で削っているうちに穴が出てきてしまってまた詰め物をしなくてはならなくなりました。