今日は榛名山の旗矢岳というらしい山を歩いてきました。らしいというのはネットで一度見た名前を地図に書き込んでおいただけで、信頼性がまったく不明だからです。ロープウエーのすぐ向かいの道を箕郷の方へ下っていった右側の山です。地図上のA点に車を置いて山にはいります。ここは、群馬県が設置した県民の森のような地域の南のはずれです。右回りに一周する予定です。出だしは園内の荒れた道をたどります。すぐ丸太の階段がありましたが、小さな灌木が生えていてそのうち歩けなくなりそうです。階段が終わっても踏み跡はけっこう明瞭で予想外でした。道を探しながら歩くつもりできたからです。道は常に尾根を外れないように歩けばOKです。そのうち尾根を外れようがないほど切り立った尾根一本になってゆきます。覗(のぞき)岩までは岩混じりの急な細い尾根です。

覗岩までの登路

覗き岩に着いた。自分のたっているところもたぶん岩山だと思うがよくわからない。

周りは切り立っている。木が茂っていなければかなり怖いところだろう。

どこからかツツドリの声が聞こえてきて緊張が和らぐ。
頂上部はかなりの長い距離緩傾斜でツツジがあちこちに咲いていた。

西隣に去年の今頃エゾハルゼミの声を聞きながら歩いた山が見える。

帰路、車道に近い山中で高校生の森林観察の授業らしい一団に出会った。
車道に出てからはマラソンで5分で車に戻った。
今日登った山も昨日に続いて静かでよい山だった。
私は展望がほとんどなくても不満はない。緑の中を道を探しながら歩ければうれしい。
展望があればさらによいといって程度だ。オープンガーデンにお客様があるので、早朝に登って早めに帰る。
近場によい山があるので幸いだ。今日も帰宅したら庭を見終わって帰ろうとするお客様と出会った。
もう一度庭に戻っていただき、いろいろお話をしてお帰り頂いた。
やはりコミュニケーションがあれば印象はより深くなるというものではないだろうか。