今日歩いた中之条町と水上町との境にある四等三角点1014.8m峰はとても良かった。大道峠の東にある無名峰です。国土地理院の基準点名は「南山」どこから見て南なのか不明。ちなみにすぐ東にある1158.3m峰は「北山」??。
いま、杉の木を山から運んでいるところとも近いのでそちらの作業もできるので都合がよい。
この山は中之条あたりから東の方を望むと北寄りに大きくどっしりと空と画す、なだらかな山並みがそれである。町からもいくつかの送電鉄塔を数えることができる。そのため山中には送電線管理用の林道がある。今回は一部それを利用する。

登山口は栃窪から、もちろん標識や満足な道はない。農家の畑わきの草の茂った道形をたどることにした。すぐに尾根に上がることができたが、地図からは確認できなかった岩場が尾根上を覆っているため、岩場の基部をしばらくトラバースさせられた。けものみちの通りに歩く。
尾根上も岩は多く古いロープを渡したところもあった。

尾根上の岩は風化の激しい丸くなったものが多い。かなり古い山かも知れない。

鉄塔は景色がいい。草津白根や白砂山が望める。

鉄塔から林道までは地図が間違っている。林道はもっと先だ。しかしこの道はとても快適な道だ。
林道に出ると朝陽に柳じょが舞いきらきらしている。(柳の綿毛の付いた種)

林道から尾根に上がったところにラショウモンカズラが咲いていた。鮮やかなブルーがとても目立つ。
ピンぼけですみません。

頂上直下にテープで囲ったところがあり、立ち木はみなマーカーが付けられていた。
植生調査をしているらしい。

思いがけず三角点標石があった。四等でも少数以下が表示されていると標石があるのだ。

ツツジを切ったあとがあり、頂上は展望がいい。上越国境の平標山、仙ノ倉山

白砂山

下山は往路を戻り、杉の木を積んで赤坂川沿いを下ると一度見てみたかった赤坂地区のポピー畑が最盛期だった。