今日は暖かくて穏やかな春らしい一日だった。明け方はとても冷え込んだようで、庭の土は真冬のように高く霜柱で浮き上がってしまった。早朝、風のない時間帯に庭の木の枝を燃やしたい。これまですごい乾燥状態だったから、とても火など扱える状態ではなかった。おかげで木の枝は山のようにたまってしまった。3時間くらいかけて半分くらい燃やした。地面が暖まってくると、霜柱が溶けて泥濘となる。通路はマットや煉瓦が敷いてあるが畑にはいると高下駄を履いたようになる。これを落としておかないと、通路は泥だらけになってしまう。庭の3か所に泥取りのために作ったワニの歯のように尖った石をセメントで固定したものがある。でもそこまで行くまではどろんこだ。まあ、でもこんなことはもう暖かい春になればなくなるのだ。午後は一週間前に薪を切りに行った中之条の山中へ行って杉の丸太を2m弱に切って運んだ。杉は3本でもものすごい体積がありこれから全部運ぶのが憂鬱になるくらいの量だ。腰痛をおして作業していたら軽トラが一台上がってきた。近くの人らしい。ここで木を切っているいきさつを話したら、自分のトラックからチェンソーを持ってきて私が一番太い広葉樹に悪戦苦闘していたのを代わって切ってくれた。鮮やかなチェンソーワークだった。
運んできた杉はゆったりとしたデッキチェアーを庭に置いて、皆さんにのんびりした時間を過ごしていただこうと、これから製作に掛かろうと思う。

写真で少しだけ春らしくなってきた庭をお見せしましょう。