今年は庭を訪れる昆虫が例年より少ない。春先からことしの天候はおかしかった。6ヶ月間も例年通りの気象から逸脱していれば昆虫も面食らうだろう。それにしても生物の生活は微妙なバランスの上に成り立っているものだ。ということを今更ながら気づかせてくれる。甲虫類はほとんど見かけない。落ち葉の堆肥の中に春先までたくさんカブトムシの幼虫がいたのだが、ほとんど全部腐ってしまったようだ。カナブンでさえいない。「命に関わる暑さ」といっても人間はクーラーを使って生命を維持できるが昆虫は与えられた環境がすべてなのだ。オープンガーデンのあるここは9月に入ってから雨の降らなかった日はほとんどなかった。秋雨前線といってもこんなに連日の雨はここに来てから初めてだと思う。それでも少しの晴れ間があれば虫たちが顔を見せる。連休土、日の2日間に見た昆虫だ。

ミドリヒョウモン♂ミドリヒョウモン♀
キアゲハ

スジグロシロチョウ

キタキチョウ
ミナミキチョウ
ウスバカゲロウ
ウスバカゲロウはカゲロウと名前の一部についているが、カゲロウの仲間の幼虫はみんな水生。このウスバカゲロウの幼虫はご存じアリジゴク。雨の当たらない乾燥した縁の下などが好きで小さな虫が落ちてくるのを待ちかまえていてパクリ。まったく別の種類。それにカゲロウは尾っぽにながーい毛が2~3本ありますね。こちらの尾っぽはトンボみたい。毛がありません。

庭の花
キツリフネ
ヒガンバナ
彼岸花の白
写真を撮るのを忘れていて、暗くなったいまちょっと撮ってきました。
シュウメイギク
ガラニチカセージけさ久しぶりのつかの間の晴れ間