つい先ほど、夕方の散歩でもしようと外へ出たところ、ドンと音。うん!鳥でもぶつかったか?ガラス戸の下を見るとシロハラがいた。しっかり立っている。羽根が少しめくれ上がっている。するとすぐその後というか、続いてハヤブサがバラのアーチの上に留まった。私と5mくらいか、途中に、葉は落ちているが樹があるからか、警戒していない。ハヤブサはシロハラに対してちょうど後ろ向き。しきりに後ろを気にしている。どうやら追ってきた相手を見失ったらしい。シロハラはピクリともしない。

私もこんなに至近距離でハヤブサを長時間見るのは初めてだ。思ったより小さい。羽を伸ばしていると大きいが、たたんでしまうと鳩より小さいかも知れない。脚の上の方に生えた羽毛がワシ・タカ類を感じさせる。アー!、カメラがほしい。このままじっとしているのは寒いな。と思ったらハヤブサは飛んでいった。3、4分かも知れない。
カメラを取りにシロハラを脅さないように遠回りをして家に入った。中からのぞいてみる。相変わらずフリーズ状態。脳しんとうを起こしているのだなと思う。窓を開けて写真を撮る。外からも撮ろうと外へ出る。ドアの閉まる音でシロハラは飛び立ってしまった。不覚だった。飛び立った後へ行ってみるとガラスに2か所羽毛がこびりついていた。
かなりのダメージがあるはずだ。もう少し休ませてあげれば良かった。でも、生き延びるかどうかは判らない。
シロハラはツグミ科で、同じ仲間にアカハラがいる。ツグミやアカハラと一緒にいることがあり、ときにはヒヨドリとも同じ群れになっていることもある。