いま頃の日の出は一番遅く、7時10分を過ぎた頃東の尾根の上に顔を出します。
わずかの間に雲が取れて山に朝日がさしました。
裏山の上に上がって雲海の写真を撮ろうとしたら電池切れ、急いで交換している間に吾妻川のほうから霧が這い上がってきました。弱い北風だったのが南風に変わってしまったのです。
どんどん霧が濃くなって、一時山がまったく見えなくなってしまいました。
霧が薄くなってきました。
西風が吹いて、川霧を東に追いやっています。雲堤ができています。押し合いへしあい。
追いやられた霧が地形の凹部からまた這い上がってきました。
太陽の威力で川霧が弱くなってきました。
地面に接しているのを霧、離れているのを雲と云うらしいですが、層雲とも云えそうです。
潤いのある爽やかな空気です。思わず何回も深呼吸してしまいました。
庭のツルウメモドキ
カワラヒワ
アオゲラの日向ぼこ
よほど気に入ったのか、少しずつ這い上がるだけで、あまり動かない。

カメラを構えているのが疲れて、私の根負け。