きょうは、朝、近所を小一時間散歩したのですが、久しぶりの夏空がうれしく、歯科の治療が終わってから榛名山に出かけました。今日の目的地は硯(すずり)岩と沼ノ平の散策です。硯岩は榛名山の最高峰、掃部ヶ岳(かもんがたて)の登山口から15分くらいで登れる榛名湖畔に突き出た岩の展望台です。湖の展望がよく、気分のよいところなので、ときどき登りにきます。数ヶ月前に読んだ本にたまたまこの山のことが出ていました。誰だか山好きな俳優が書いた短い文章だったと思います。私と同じように展望がよいのでときどき登りに来るのだということです。榛名山は観光地ですから人は多いのですが、山というだけで一歩山道に入ればほとんど人はいません。きょうも登りにも下りにも、登山口近くで一人づつに会っただけでした。山頂には私だけでした。帰ってきて万歩計を見たら行きに1447step、下りは1445stepで、たった2歩しか違わないのは驚きでした。ただ機械が、かしこくないのは消費カロリーが下りのほうが多いのです。機械は登りか下りを判断できないので、短時間で歩いたほうが早足でカロリーを使ったと計算したんですね。

夏空の榛名湖と榛名富士
硯岩から見下ろすと涼しげに釣りをする人も
登山口に咲いていたキバナアキギリ、もう最後の花のようです。
ここは杉林なので陽が差し込む登山口にしか野草はないのです。

沼ノ平を歩いて野の花をめでようと思って行ったら、駐車場は一杯、
木道も人が一杯で、そのままUターンして帰ってきました。
早朝に歩かないと静かな自然は味わえないのを再認識しました。

家に帰ったら庭にオオシオカラトンボがきていました。
暑くもなくよい一日でした。ただ歯茎がはれて痛い。