厳しい暑さが続いています。庭の草花も乾燥で葉がちじれてきました。写真を撮っても強すぎる光線でハイライトが飛んでしまいます。
夏の間、朝も昼も夜も、一日中鳴き声が聴こえていたホトトギスも、すっかり声が聴こえなくなりました。いまでは、毎朝アオゲラの大きな声で目覚めるようになりました。ヤマガラがエゴの実を食べに来るようにもなりました。電線の引込み線の上で堅い実をたたく音が家の中まで響いてきます。目覚めの自然の音が変わってきて、季節は秋に向かって確実に歩んでいるのを感じます。
いま、毎日イノシシ対策に追われています。昨年ヤマユリを食べたものが味をしめて今年も来たと思われます。オニユリは徹底的、しらみつぶしに食べていきました。カサブランカは無事だったので3箇所ネットで囲いました。彼らは匂いで探し当てるのでしょうが、いまはこの匂いと決めて探すのでしょう。一種類だけが被害にあうのです。次にきたら、もうオニユリはないので、違う匂いを探し、カサブランカに行き当たればその匂いを徹底的にまた探して全滅させるはずです。そうはさせじと電気柵の線を張る準備をしています。電気柵の下は除草して置かなければならないのでその作業中です。しかし、暑くて一日フルで作業はできません。イノシシが勝つか、人間が防ぐか、あまり対立は好まないので、これまで自然に任せたのですが、対策しないと確実にやられてしまうのでやむを得ません。