岩櫃山の下にある潜竜院跡にキツネノカミソリが咲きそろっていました。ここの脇を15分山道を登ると広い山肌を埋めるキツネノカミソリの群落を見ることができます。いつ雨が振り出すかわからないので、きょうはここで鑑賞しましょう。
カラスアゲハ ♂ 花から花へと蜜を独り占めしていました。メスは近くにいませんでしたが、後翅に赤い点があります。
吾妻川の南岸に唐掘という地区があります。ここにモクゲンジという樹がありました。珍しい木のようで県の天然記念樹になっています。
高いところに花の咲き残りと、未熟な実がついていました。写真のようにマメ科の葉のように奇数葉状複葉です。
上の写真のてっぺんの咲き残りの花を拡大しました。小さな黄色い花弁の中央は赤い付属体というのが付いているのだそうです。英名はGoldenrain tree というようです。黄色い花びらが雨のようにふり落ちてくるのが想像されます。
説明版のように実は数珠に使われたり、漢方にも使うようです。
下の写真のように、ホウズキのような果被にくるまわれて二個の黒い実か入っているようです。
モクゲンジの隣に草に覆われた平地がありました。道際の高台に二つの石碑が、左は「三島小学校跡」、右は「岩島高等小学校遺跡之碑」、その右に創立明治二十七年、左に昭和三十年とありました。これは、碑を建てた年でしょう。
当時の学令は尋常小学校四年、高等小学校も四年(二年というのもあった。)。のちに尋常小学校に高等科二年を併設した、尋常高等小学校というのも作られました。第二次世界大戦まえに国民学校高等科になり、高等小学校は消滅したのだそうです。

さらに先に進むと、お寺の敷地の一番先に双体道祖神がありました。大分痛んでいますが、男女手を取り合っています。石垣の上で何度も下に落ちたのでしょうか。左右に何か文字が彫ってありますが、判然としません。
ミラーの右下に道祖神、左にお寺の入り口
毎日、朝6時になるとゴーンと時の鐘が打たれ、我が家にも聞こえてきます。冬はことによく聞こえるようです。その鐘の鐘楼。
我が家のカサブランカ
オデッセイア
ナツスイセン
オニユリ
ツルバキア