今日はとても暖かく、朝多めに着た服を、仕事を始めたらすぐに一枚、また一枚と脱ぐような気温でした。春ももうすぐのようです。屋根に積もった少しの雪が溶け出しチロチロ チョロチョロ ピリチョロとしずくが流れ続ける音がきこえます。春の音です。澄んだ水音はとても心地よいものです。思わず長い時間聞きほれてしまいました。
五右衛門風呂に流れ込んだしずくは厚く張った氷に穴をうがちプールのようになります。指を入れてみると穴は下まで貫通していません。まさにプールのようになったうつわにたまっているのです。あふれた水は新たに氷の表面をうがち水路を作って流れ出ていました。自然って本当に面白いことをするものです。小さな子供がときどき意表をつくようなことをするように。
脇の小高い台地に自生のダンコウバイがあります。もう、花芽が膨らんでいるのではと見に行きました。すっかりはなめは成長してもうすぐ咲きそうです。
ダンコウバイと同じころに咲く黄色い花をつける樹木は多いです。我が家のマンサクはどうでしょうか。
花芽の一部はもうほころんできました。しばらく気温が高い予報ですから一気に咲いてしまうでしょう。豪華な黄色のベールが見られるのもすぐです。
コブシも花芽は大きくなっています。
ロウバイもこれから満開です。ツグミ君も、もうじき渡りの準備をしなくてはなりません。これから少しづつ仲間が集まってきます。ツグミの一人暮らしはつかの間だったでしょう。