ツルバラをどのように仕立てるかに毎年試行錯誤しています。今年これまでにリメイクしたものは三つあります。
まず二本とも一季咲き、左側はフランソワジュランビル、右側は春風。春風はぎっしり花が付くので大きく仕立てたい。一方のジュランビルは下を向いて垂れ下がるように咲くので高いところで咲くようにしたいという理由が合致した上に道の両側に植わっていたので好都合でした。両側のオベリスクを角材で連結し、20ミリの農業用パイプで補強しました。両方とも十分大株に成長しているので3m以上の距離を既に左右からドッキングしています。
今日、朝から作ったのは右側にキュウリ用アーチを使い2本が30cmの間隔で並行しています。スペーサーに使ったのは7cm幅の板に20mmの穴を空けてパイプを通しました。この右側にはけさまであったプリンセスダイアナを作業のため根際からカットしました。いままで竹製のオベリスクがありましたが撤去しました。今年は2mのオベリスクでは足りず、上の方でこんがらがっていました。来年から思い切り延びることができるでしょう。一方左側はコナラの幹にスペーサーと同じ板をネジ止めして終端になっています。ここには3年目のポールズヒマラヤンムスクが植わっています。これもツルがたくさん伸びるのでこれでも足りなくなるかも知れません。三つ目は夕方からついでの仕事のように作った門構えのアーチです。高さは2m以上あります。右に絡んでいるのは今年春に購入したグランモゴールです。既に2.5m位になって至急絡むものが必要になりました。右の黒っぽい支柱は皮付きのエゴノキで茶室などに使う銘木で建築材としてまっすぐに仕立てたものです。いま買えばン万円というものです。他は全部栗の枝を使いました。これらは皮をむかないとキノコが生えて早く腐食してしまいます。
最後に、買ったときゴールデンジュビリーとして買ってきたのですが調べてみるとどうも違うようです。バラはこのようなことがたびたび起きます。私はいったいだれ?