新潟県十日町市の清津渓谷へ柱状節理と紅葉を見に行きました。柱状節理は見事なものでしたが、完全に観光化されていました。機会を改めて上流の三俣側から行ってみたいと思いました。
下流の清津川の河原で持参のお弁当を食べましたが、ここは地元長岡ナンバーの車の人がキャンプをしている快適そうなところでした。
ここでカワガラスを見ました。これまで亜高山帯の川でときどき見かけましたが低山の山里にもいるのだということを再認識しました。ここは清津川の河川敷に人工的に作られた渓流ですがいまでは動物が自然と一体化したことを公認したような形になりました。
頻繁に水中を潜りクチバシに何か白っぽい餌を捕ってくるのを見ていました。カワゲラなどの水生昆虫を捕っているのです。自分の体くらいの大きさの石なら水中でひっくり返して石の裏側にいる昆虫を捕るのです。こんな採餌行動をするのはカワガラスだけのようです。水面をすれすれに一直線に飛ぶのか特徴で、すぐにカワガラスと判ります。