隣地との境界に植えた杉と桧を昨夏、頂部剪定したら当然ですが枯れてしまいました。冬に切らなければね。でもお隣が日陰になってはと急いで切ってしまったのです。それを数日前に整理しました。さて、これを何に使おうかと考えて、すぐに木馬が頭に浮かびました。前に作ったのはとうに腐って燃してしまったからです。娘のところでも孫が木馬を作りたいと言っているようなのでまずは自家用で腕だめし。

作業の途中からですが、材料をカットして皮むき、耳やしっぽは細枝、中くらいのは足や頭、胴体は太いのと部品ごとに適材を選んでほぞ穴加工をします。このとき材料の上下、左右、曲がり具合などを考えて加工していきます。なんでもない作業ですが考えてみると、手を動かすと同時に頭もフル回転しながら作業を進めているのだなと、老人性痴呆が気になる年齢になると考えることも年齢相応だなと我ながら苦笑いしながらの作業でした。

丸太はいろいろな曲面があるのでカンナも反りかんな、ノミも平ノミばかりでなく丸ノミがあると作業が楽だし、楽しく作業ができます。
完成しました。脚にする手頃な太さの枝がなかったので、道産子みたいなたくましい脚の木馬になりました。

その後、一日おいて1月24日木馬第二号を作りました。一号よりちょっと小型。