10月に入って山もほんのわずかづつ色づいてきました。台風が来ているのに雨も風もなく、朝からよい天気というふしぎな一日です。きょうも庭の改造作業です。半分は雑草を取りながらの改造です。改造というより整理といった方がよいかも知れません。今年はオープンガーデンを初めて3年目ですが、このくらい経過すると草花も整理しないと株が大きくなったり、ランナーや種で隣の草花と入り乱れて来ます。これはこれでよいのかも知れませんが、毎日見ているとすっきりさせて土も見えるようにしたくなってくるのです。そのためには移植もしなければなりませんが、そうすると、植物にあった土作りも必要ということで、仕事は際限なく増えてくるということになります。
けさ、写真を撮っていたら、きのうは白かった酔フヨウが赤くなっていました。それと、いままで気づかなかった新しいホトトギスを発見しました。買ってきたものなのか、自然交配でできたのか記憶ははっきりしません。でも得した気分です。

まだ白かった酔フヨウ
きょうは赤く
新発見のホトトギス
雄しべの葯(やく)がピンク色、これもシロホトトギスというのだろうか。よく見るとふしぎでおもしろい世界。花弁の基部だけ黄色いのはシロホトトギスで普通。ピンクの葯をぶら下げている白い花糸というものを上からおおうようなY字形の物体は雌しべらしい。ここになんとふしぎな雨が降ったわけでもないのに透明な粒々が見える。これは腺毛状突起というのだそうだ。虫媒花として受粉のために何かの働きをしているのだろうか。いきものはふしぎに満ちている。
メキシカンセージ、秋の庭を華やかに彩る大好きな花。これまで3本を植えたのですが、冬季十分な保温をしたつもりでしたがことごとく失敗。それでも庭に一本といわず、何本も植えたい花なのです。ある庭でガーデナーの方に冬季の対策をお聞きしたところ毎年堀上げているということでした。エー、こんな大株を!と思いましたが、そこで私も今年チャレンジしてみようと思っているのです。
これはなんというキクでしょうか、とても大株に育って、いま直径1m以上あります。
追記:シロクジャク、クジャクソウ、クジャクアスターなどと呼ばれるようです。
ブッドレア、夏の間は枝がぐんぐん伸びて、花を愛でるというより、格闘していたという思いでしたが、ようやく落ち着いて鑑賞できるようになりました。
サルビア、とても枝が長く伸びるので夏までに2回枝を摘めています。もう1回くらい切った方がいいかもしれません。清楚なブルーが涼しげです。
色づき始めた岩櫃山