昨日、今日と高温が続き、昨日一輪が半開きだったシャクヤクが今日は一気に20輪以上が開花してしまいました。ちょっと早すぎ‥。このペースではあっという間に花が終わってしまいます。

オダマキ ルビーポートも全開。

今年のジャーマンアイリスは色によって開花がはっきりと分かれた。一番が紫、そして水色、いま黄色。

大輪、八重のクレマチスが二種開花しました。

 

けさ8時30分ころホトトギスの初音を聞きました。仕事を中断して声の主を捜しましたがよくわかりません。一瞬茶色っぽい個体が飛びましたが赤色型?たぶんガビチョウでしょう。双眼鏡とカメラを提げて探査に出ましたがNG。畑で作業中のご近所さんと野菜の育て方談義に夢中になってしまい。気がついたら声が聞こえなくなっていました。
ホトトギスは夏を告げる渡り鳥です。「目にあおば山ほととぎす初鰹」(山口素堂)
特許許可局とか、てっぺんかけたかと聞こえる鳴き方をします。人間の勝手な解釈では「憎っき」託卵をする鳥の仲間です。この鳥の相手はウグイスです。いま盛んによい声で囀っているうちの何つがいかは犠牲になって子孫が残せないのでしょう。
「うの花のにおう垣根に、時鳥(ほととぎす)早もきなきて、忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ」
佐佐木信綱 作詞 「夏は来ぬ」
山本健吉さんは「ことばの歳時記」のなかで、「あれほど日本の詩歌に詠まれた鳥なのに、その声を聞いたという確信がないのは、恥ずかしいようなものである。私にかぎらずほんとうはもう、ホトトギスの声を知らない人が大部分ではなかろうか。」といっています。
これからしばらくは朝めざめの音にホトトギスの声が加わるなんて幸せなことです。