きょうは、いままでから一転寒い一日でした。いま霧が下りてきて岩櫃山はベールをかぶったようです。
午前中は簡単なイス作り、午後は草取り。スギナの成長が活性化されたみたいに急に伸び始めました。後はハルジオン、オオイヌノフグリ、ハコべが草取りの主体です。きょうの花は樹の花です。木は約100種ありますが、いま咲いているのはそのうち10%くらい。

ツツジ類で一番早く咲くのがミツバツツジ、色が濃く美しい。

次に咲くのがヤマツツジ、6本あるが皆花つきがいい。

ヤエザクラ、毎年この花が開く前につみ取って、塩漬けにしてさくら湯にしていただく。

ウコンザクラ、咲き始めはわずかに緑色を帯びる。一番遅咲きのサクラ。

4リンゴ、  まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは 薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめなり(藤村)

ジンチョウゲ、寒冷地にあわないからか元気がない。でもいい香りを漂わせてくれる。

トキワマンサク、ここ数年、市街地では垣根によく使われるようになった。

ヤマブキ、本来は斑入りヤマブキなのだが、春の初めには斑入りでない枝が必ず出る。こちらの方が花が早い。斑入りの枝の花は、花持ちがいい。