東谷山(あづまやさん)は苗場スキー場から7km位北、田代スキー場がある二居(ふたい)という集落の東の山です。
今回で四回目です。残雪期にはけっこう登る人は多く、今回も足跡はたくさんありましたが、ウィークデーだったので、人には会いませんでした。
3月だというのに1100m付近にある送電線鉄塔から下は、ほとんどを巡視道の雪のない道を歩かされました。それより上は雪庇というよりも雪堤といった方がいい雪の上を行く。この山はコースの上部は傾斜も緩く、広い雪原状の開放的な尾根となるので、わたしはここをのんびり歩くのが好きだ。頂上は登り着いた一番手前あたりらしいが、最高点は一番奥のあたりのような気がする。ここからさらに日白山まで足を伸ばすと、快適な雪稜歩きを楽しめるのだが、老体としては目一杯行動するより、余裕を残して行動した方が安全かつ楽しめるのだ。往復4時間弱であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

尾根歩きになったらすぐカモシカの足跡(きょうの)にであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズナラの古木。ねじれ傷つき、風雪に耐えていまも生き続けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

送電線鉄塔から上はこんな雪堤が続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

緩傾斜になったあたりから、後ろを振り返ると苗場山と霧氷の林が。

 

 

 

 

 

 

 

 

頂上間近、数日の暖かさに引き替えきょうは北風が強い。雲の動きも急だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

タヌキ?こんな雪にそぐわないねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダケカンバの大木、1m以上ある。この尾根は伐採が入っていないらしく、直径が1mを超えるものが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

頂上、ひろーい!

 

 

 

 

 

 

 

 

苗場山、神楽ヶ峰方面

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の平標山、仙ノ倉岳、厚い雲がようやく動き出したが20分待ってここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

下山中にであったブナの古木、径は1m以上。