桜の名前がわかりました。植えてから何年にもなりますが、3本とも同時に始めての花をつけるというのも不思議というか興味深い現象です。同一品種ならともかく、3本とも違う種類なのにこのような結果になりました。下の写真は「大漁桜」。淡紅で大輪です。花は径が43ミリありました。ソメイヨシノよりいくらか色が濃いようです。このサクラは開花と葉の展開がほぼ同時のようです。
次は「神代曙」です。淡紅、中輪です。花径は38ミリ。大漁桜より色が濃いです。
これは「舞姫」です。淡紅で八重です。とは言ってもまだ開花していないので八重を確認できていません。3本の中で一番つぼみの数が少ないです。
3本のサクラはこんな感じで傾斜地に植えられています。山桜はほぼ満開です。
開花している二つを比較してみました。左が「神代曙」、右「大漁桜」。両者は花弁の展開は経過を見ないと判りませんが、明らかな違いは花の中心部です。左は雄しべがそろっています。花糸(雄しべの支柱)は白。一方右は雄しべの花糸は濃いピンク色をしています。中心から不ぞろいで放射状に出ています。よく見ると雄しべは円状に並んださらに外側に斜めにまばらに出る雄しべがあるようです。この雄しべは中央に並んだ雄しべより花糸は長いように見えます。なぜこんな違いがあるのでしょう。宿題ができてしまいました。