野の花7種

サラサウツギ(更紗空木)
梅雨時に咲く代表的な花木であるウツギですが、更紗のような赤い模様のサラサウツギ。
枝が地に着きそうなほどたわわに花をつけています。
ホタルブクロ、どんどん増えて毎年引き算に忙殺されるほどの繁殖力。だだ、白花は我が家に定着してくれません。
ハタザオキキョウ、カンパニュラ ラプンクロイデスといえばスマートかもしれません。
いつの間にか、我が家の庭の一員に仲間入りしました。あっという間にあたりを席巻、
出自は不明です。

タチアオイ、(ホリーホック ニゲラ)
もう我が家では絶滅してしまったとおもっていたら、どこからか種が隠れていたと見えて復活しました。

ヤマウグイスカグラ
春にラッパ型の小さなピンクの花を咲かせたとおもったら、梅雨時になると鮮やかに赤い透き通るような液果をつけます。
里人は”ぐみ”といって愛します。
オカトラノオ
我が家の土地に自生していたトラノオです。根茎での繁殖力は旺盛です。
チダケサシ
アスチルベの仲間です。ここらあたりではどこでも見かける野草です。
なにげなく見ていたら、とても美しく繊細な花でした。
花軸に沿って肌色から薄紫にグラデーションしている様子が全体としてピンク色に見えるのです。
花弁は春先に咲く黄色のマンサクのように幅は1ミリにも満たないリボンがねじれているようです。
華やかだった初夏の庭にいま梅雨時の強い主張をしない花々がバトンを受け継いでいます。