きょうは朝から雨、ゆっくり起きてストーブに火を入れていたら外で大きな音がする。この音は迷うことなく巣箱をドラミングする音だ。カメラを出して撮るが、前景の木の枝にピントが合ってよく撮れない。外に出ると直ぐに警戒されて逃げる。それでもこの作業に執心していると見えて、またすぐ戻ってくる。こんなことを何度か繰り返しているうちにぱったり来なくなった。

雨にぬれてしずくがキラキラ光る。
下の写真のように巣箱の入り口は昨年も今回のように穴を大きくされた。新しい板を張って補修したのでしたが、今年もまた。
アオゲラが来なくなった隙に、前景の小枝を脚立を出して切る。これで室内からでも撮ることができる。
アオゲラは、こんなことをしても結局巣箱を使うわけではない。きっと彼は木に穴をあけずにいられないのだろう。

雨でひまだからヒヨドリの動きを見ていたら、ロウバイの木にたくさんヒヨドリが来て盛んに葉を食べている。ロウバイはまだ青々として、栄養があるのかも知れない。ヒヨドリはつがいでいることが多い。木から木へ追いかけっこをして飽きることがない。何羽もが合流することもあるが、また、2羽で曲芸のように追いかけっこをする。とても仲が良いように見える。オシドリも夫婦仲がよいといわれる。しかし、鳥類の90㌫以上は一夫一婦制だそうだ。しかし、これは動物の中では例外らしい。鳥類は空を飛ぶから、いつも身軽でなければならない。卵はなるべく早く外に出したい。しかし、卵は冷えたら死んでしまう。誰かが暖めなければならない。餌を採りに行くときも同じだ。鳥は夫婦協力しないと子孫を残せない生き物なのだ。

ヒヨドリの食べたロウバイの葉