ご近所探険は、榛名山に登る県道28号ができる前の古い道が部分的に残っているらしいので、これを行ってみようというわけです。厚田の信号から現在の道は始まっています。古い地図と新しいのを見てみましょう。

これは50年くらい前の地図です。県道28はまだありません。

こちらは、28号ができていて、古い道路は一本線になっています。
地図で田中と書いてある交差点は厚田という信号です。これを西に少し行くと田中沢の橋を渡り、沢沿いに細い舗装道路が沢の左岸に伸びています。すぐに28号が頭上を跨いでいます。そのまま進むと道は28号と合流します。馬渡橋を渡ってすぐ右に旧道が分かれます。ここを入っていくとしばらく舗装のしっかりした道が続きます。半ばからやや草がかぶります。このあたり田中沢に家電の廃棄物が谷に向かって散乱しています。さらに進むと道の上に竹が覆いかぶさっています。掻き分けると林業の作業道と交差し、あとは草薮を掻き分けてズボンがびしょ濡れになって県道に出ました。帰りは自動車道路を歩くのはいやなので来た道を戻るつもりでしたが、もう一度ビショビショになるのも嫌なので県道を下りました。途中ワサビ田などもあり、自動車で通っていては判らない発見もしました。この古い道は全コース杉の植林地でした。ちょうど伐採適時の太さです。そのためか作業道があちこちに作られていました。
帰宅すると雨がぽつぽつと降ってきてよいタイミングでした。

オープンガーデンの入り口に休園と書いてあっても入ってくる方もいて、だめですか。と聞かれます。返答に困ります。
集落の中にありますから、私だけの問題だけではないのをご理解してほしいのです。