雪のあと草取りをしていたら土手にフキノトウが出ていました。
フキノトウはフキの花芽です。写真のように中にある筒状の花を苞葉で包んでいます。花びらに相当するものはありません。フキノトウのあと地下茎の別の場所から葉が出てきます。フキノトウとともにこの葉柄(いわゆる茎といわれているところ)は大変おいしく私の好物です。このようにフキには茎は地上部にはなく、地下茎がそれに相当します。ただし地下茎は有毒です。
実はフキノトウには二種類あります。雌雄異花といいます。下の写真は雄花。近づいてみたのがその次の写真です。雄花拡大

雌花。近づいてみたのがその次の写真です
雌花拡大、雌花は50センチ以上になるのでこの部分も食用にします。

知人からフキノトウで作ったパンをいただきました。ずいぶんよいタイミングですが催促したわけではありません。何とか地元の呼び名を教えてくれましたが、食欲が優先で気もそぞろ、忘れてしまいました。半分は食べてしまいました。フキノトウの春の香りがしました。