我が家のヒカンザクラ(緋寒桜)が今日咲きました。昨年は4月2日でしたから10日くらい早いようです。この写真ではもう上を向いて咲いています。
本名は寒緋桜(かんひざくら)だそうです。彼岸桜ではありません。別物です。学名はCerasus  campanulataというそうです。cerasusはサクラ属を表し、campanulataはカンパニュラのようなということです。カンパニュラのように釣鐘状の下向きの花を咲かせているということのようです。
つぼみがやや開いた状態では花は下向きになっています。例年は半開きが多いのですが、今年の開花時期は気温が高いからでしょうか。散るときは、いわゆるサクラ吹雪のように花弁がばらばらになって散ることなく、ガクが付いたまま落下します。サクラじゃないみたいですね。このカンヒザクラの仲間に河津桜があります。カンヒザクラとオオシマザクラとの自然雑種だそうです。子供のほうが人気が上がっているようです。
コブシもいい感じに開花してきました。
今年はピンクのコブシが咲きそうなので楽しみにしています。
クロッカスは終わって、スイセンにバトンをタッチしました。
ムスカリもこれからにぎやかになるでしょう。
バイモも咲き始めました。下向きで中を見るのは大変、緑色なので景色にまぎれて目立ちません。昆虫にも区別できないでしょう。虫媒花ではなく風媒花なのかもしれません。モンシロチョウが飛び始めました。まだあまりはっきりはいえませんが、モンシロチョウは赤い花にはあまり関心がありません。本の知識によると赤は見えないらしいのです。モンシロチョウの目のセンサーは赤の波長に(長波長)に感度がないらしいのです。