きのうは梅雨に入る前の最後の晴れといわれいろいろ見て歩きました。午前は知人の尽力である会のダム見学に参加させてもらいました。もう完成間近で、いまは工事施設の解体が主な作業のようです。秋といわれる試験湛水のまえに湖底に入れる最後のチャンスといわれます。
はじめに右岸(川原湯温泉側)展望台から完成間近の堤体を見学しました。これまでは対岸の展望台に登って見ていましたが、こちらは少しダムに近いようです。満水になるとここの下3mまで水が来るという説明です。ダム本体は一番上部のゲートを取り付ける作業をしているそうです。
これからマイクロバスで作業区域に入るので全員「国土交通省」と書かれたヘルメットをかぶります。実は工事区域内ではヘルメットをかぶってはいてもバスからは一度も出られないのです。ですから湖底に行きはしても湖底に立つことはできないのでした。
これから完成後も残るといわれる道路を下ります。これからはすべてがゆっくり、安全第一という感じです。遙か遠くでも対向車のダンプは我々の乗ったバスの通過を待ちます。

いまは懐かしい川原湯温泉駅に近い鉄橋と国道の橋が見えます。これらは障害にならないのでこのまま残すそうです。
古い橋と新しい橋

湖底になるところです。クレーンは作業台の解体中です。
3つの大きな穴は放水口。
左のネットをかぶっているようなのは湖水は深さによって水温が違うので、どの水温の水を放水するか選択できる選択放水口だそうです。
下流に移動して吾妻渓谷側から堤体を見学します。パイプがたくさんありますが、使った水を浄化して再度作業に使うという循環して使っているそうです。

マイクロバスの中ででいろいろ説明してくれた女性がユーモアがあって楽しい小旅行であった。
それにしてもこのような見学会は連日のように行われているようで申し込んでもなかなか参加は難しいようである。
広報の予算も半端ではないなと思った。
午後は北軽井沢浅間園で自然観察会に参加しました。
最近登った御飯岳がよく見えました。中央のはげ山が小串鉱山跡。
その右が御飯岳です。観察したいくつかを紹介します。
ツバメオモト
イワヒゲ、乾燥が続いているので葉はひからびています。

ウラジロヨウラク
ツマトリソウ
サラサドウダン
コケモモ
イワカガミ