カホンという打楽器がある。近頃使う人が増えてきたらしい。私は楽器には全く能力が無く、何をやってもものにならない。だいたいリズム感が全くない。無いというより解らない。メロディーは解る。これが解らない人はたぶんいないと思う。音楽を聴くことは好きだ。でも自分ではできない。歌うことは嫌いでない。でも、伴奏に合わせられない。曲の出だしが解らない。だからカラオケは好きではない。
楽器は何度もチャレンジしたが常に敗退。しかし懲りもせず、まずリズム感を付けなければと今回、カホンを作ることにした。カホンはペルーの民族楽器らしい。形は木の四角い箱。楽器として使わないときは、イスや踏み台になるから、ものにならなくてもじゃまにはならない。図面は友人にカホンを自作したり、人にも講習して、奏法も教えているというすばら人がいる。その人が既製品の桐の集成材13×300×1820を1枚と18×18×1820を2本で作れるカホンを作った。完成した大きさは300×300×410。このカホンの図面をいただいて作った。

音が出る穴、上から100mmを中心に100Φ

桐の板のは材で脚にする。裏面は見えないので木ねじを使用。あとはすべて木工ボンドのみ。

穴から内部をのぞく。名前は知らないがドラムの裏に付いているジャラジャラいうやつ。切って70mmづつ。今回色気を出して80mmにしたらやはり長すぎた。設計者に「長すぎたねー」といわれてしまった。

こんな感じ

打面は2.5mm厚のラワン合板、釘で打ってしまったのでジャラジャラの長さが調節できない。設計はネジ止め仕様でした。みんな設計図の通りにやっていればよかった。次作るやつにはアンパンマンを描こう。孫に取られちゃうかな。